Live in the Buring House !

"It's a big decision, how one prefers to die."

廃校


煩雑な日常の忙しさにかまけていると、時間が未来へ向かってしか流れていないように感じられたりするけれど、実際のところ時間は、未来の方からこちらに向かって流れてくるような気がしている。たしかに僕の後ろには、僕が生きた過去が存在していて、今の自分を形作っているはずなのだ。普段はあまり意識することはないけれど。

僕が12歳から15歳までの時を過ごした中学校が廃校になるらしく、その代の代表として僕に何か書けというお達しが届いた。あの頃僕は何を考えていたのか、今や思い出せない。

事実として僕は、剣道部の主将だったし、学校で一番か二番ぐらいの成績をとっていた。クラス委員の中の委員長のようなこともしていた。誰々と仲良かったとか、仲が悪かったかとか、誰々と付き合ったかとか。
そういった事実、事実、事実。

しかしながら、その事実の積み上げは、むしろ様々な忘却を際立たせる。思い出そうとすればするほど、肝心の何かが足りない気がしてくる。
忘却、忘却、忘却。

締め切りは10月末日。